オルメカ文化研究者の日誌
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さて、前々回の続きになります。
前日の電話で急遽ハラパ行きが決まり、翌朝、朝7時に家を出て8時のバスに乗り込みました。ハラパのバスターミナルについたのが12時半。そこからタクシーで人類学学部まで行って、いつも他の先生達がお給料の小切手をもらっている場所に行って僕の小切手について聞いてみると、「Rectoríaという場所に送り返してしまったから、そちらで受け取るように」と。ただし、そこは午後2時には閉まってしまうから結局は翌日取りに行く事に。
翌朝Rectoríaに行ってみると、僕の小切手がちゃんと用意されていました。何枚かあったので受け取りのサインをしていると、担当の人から前半の分がキャンセルされているので受け取るには書類を作って持ってこないとダメだと言われました。やっぱり、すんなりとは行きません...。
とりあえず、1月分と2月前半分の小切手をもらって、人類学学部に戻って友人に手伝ってもらいながらキャンセルされた小切手を再発行してもらうお願いの書類を作りました。出来上がった書類を持って再びRectoríaに行って提出しようとすると人類学学部のハンコをもらってくるようにと...。で、またしても人類学学部に逆戻り...。ハンコはすぐに押してもらえたのですが、もう一度Rectoríaに持って行くには時間切れ...。
翌日朝一で持って行くと、今度はすんなりと受け取ってもらえました。係の人の話では1週間で出来上がるとの事でした。さて、翌週までハラパに残るか、それとも一度メキシコシティに戻ってからまたくるか...。どうしようか、考えていると友人から携帯にメッセージが入り、今学期の授業を一コマもらえる事になりました。で、学部長から電話が行くから待っているようにとの事でした。実は、去年のうちからそう言う話をもらっていて、友人たちが水面下で色々と動いてくれていたのでした。僕自身も年末年始にカンペチェ州の現場に出ている間にその授業の計画書のようなものを書き上げて友人に送っておいたので、今回はすぐに公募無しで授業を始められる体制になっていました。
で、とりあえず人類学学部にもどって友人と朝ご飯を食べていると、学部長から電話がかかってきて翌週の月曜日から授業をしてくれないかと聞かれたのですが、返事はもちろん即答で「Sí」。こうして月曜日から授業をする事になったのですが、この電話を受け取ったのは金曜日...。あと3日...。授業の計画書はできてるけど、さすがにすぐに授業を始める準備はしてない...。今回は日本で言う所の一般教養科目の「メソアメリカ」。とりあえず、1回目の授業は計画書を元にどういう風に授業を進めて行くのかという事を説明して、現段階で学生さん達がメソアメリカに対してどういうイメージを持っているのかを話してもらう事にしました。それなら、何とかなるか。
幸いにも、というかこうなる事は何となく予想できていたので、授業計画書もプリントアウトして持ってきてあったので、とりあえずそれを読み返して授業の内容を確認しながら週末を過ごしました。自分で書いたものとは言え、2ヶ月近く前に書いたものなのでだいぶ記憶が怪しい...。
こんな感じで、バタバタとしながら今学期もベラクルス大学で非常勤講師をすることになり、1回目の授業も無事に終え、気がつけばあと2、3回講義をしてその後は学生さん達の研究発表に1、2回授業をやったら今学期の授業もおしまいです。なんだか、本当に時間が経つのが早い...。
毎週毎週、授業の準備をするとあっという間に1週間が終わってしまいます...。先学期の授業は僕自身の経験を元に授業の準備ができたので比較的楽に教える事ができていたのですが(とは言え、1週間のほとんどを授業の準備に費やしていたのですが...)、今回はメソアメリカという広い範囲の全ての時期が対象になるので僕自身が勉強し直してその成果を授業で教えるという感じで、かなりしんどいお仕事になってしまいました...。専門馬鹿はダメですねえ...。まあ、いずれ同じような授業をすることもあるでしょうから、きっとその時の役に立つでしょう...。
そうそう、お給料に話を戻しますと、結局授業をした後、メキシコシティに戻って翌週の月曜日に取りに行ったのですが、なんと小切手を印刷するプリンターが壊れて小切手を発行できないと...。やっぱり、またしてもすんなりとは行きません。結局は翌週に全ての小切手を受け取る事ができたのですが、長い道のりでした...。
しかも、先学期の全てのお給料をもらってから気がついたのですが、自分のお給料の額をそれまでずっと勘違いしてました...。毎月のお給料だと思っていた額が1学期分のお給料の額でした...。そりゃそうです。たった1コマだけでしたからね。しかも、授業をしてない1月と2月前半のお給料も出ているんだから、そんなにもらえるわけないですね...。結局は往復の交通費を差し引くとほんの少しが手元に残っただけ...。それでも、良い経験ができたし、今学期にも繋がっているので良しとしないと(ただ、今学期は1コマの時間数が2時間減っているので、完全に赤字ですが...)。
長々と2回に分けて書いたネタが、結局は間抜けな落ちで終わってしまいました...。
これで、終わっても仕方が無いので、3月に初めて行ったTlatelolco遺跡の写真を載せておきます。この遺跡はメキシコシティにあるのですが、ここに住むようになっておよそ9年目にして初めて行ってきました...。近くにあるとなかなか足が向かないんですよねえ...。






前日の電話で急遽ハラパ行きが決まり、翌朝、朝7時に家を出て8時のバスに乗り込みました。ハラパのバスターミナルについたのが12時半。そこからタクシーで人類学学部まで行って、いつも他の先生達がお給料の小切手をもらっている場所に行って僕の小切手について聞いてみると、「Rectoríaという場所に送り返してしまったから、そちらで受け取るように」と。ただし、そこは午後2時には閉まってしまうから結局は翌日取りに行く事に。
翌朝Rectoríaに行ってみると、僕の小切手がちゃんと用意されていました。何枚かあったので受け取りのサインをしていると、担当の人から前半の分がキャンセルされているので受け取るには書類を作って持ってこないとダメだと言われました。やっぱり、すんなりとは行きません...。
とりあえず、1月分と2月前半分の小切手をもらって、人類学学部に戻って友人に手伝ってもらいながらキャンセルされた小切手を再発行してもらうお願いの書類を作りました。出来上がった書類を持って再びRectoríaに行って提出しようとすると人類学学部のハンコをもらってくるようにと...。で、またしても人類学学部に逆戻り...。ハンコはすぐに押してもらえたのですが、もう一度Rectoríaに持って行くには時間切れ...。
翌日朝一で持って行くと、今度はすんなりと受け取ってもらえました。係の人の話では1週間で出来上がるとの事でした。さて、翌週までハラパに残るか、それとも一度メキシコシティに戻ってからまたくるか...。どうしようか、考えていると友人から携帯にメッセージが入り、今学期の授業を一コマもらえる事になりました。で、学部長から電話が行くから待っているようにとの事でした。実は、去年のうちからそう言う話をもらっていて、友人たちが水面下で色々と動いてくれていたのでした。僕自身も年末年始にカンペチェ州の現場に出ている間にその授業の計画書のようなものを書き上げて友人に送っておいたので、今回はすぐに公募無しで授業を始められる体制になっていました。
で、とりあえず人類学学部にもどって友人と朝ご飯を食べていると、学部長から電話がかかってきて翌週の月曜日から授業をしてくれないかと聞かれたのですが、返事はもちろん即答で「Sí」。こうして月曜日から授業をする事になったのですが、この電話を受け取ったのは金曜日...。あと3日...。授業の計画書はできてるけど、さすがにすぐに授業を始める準備はしてない...。今回は日本で言う所の一般教養科目の「メソアメリカ」。とりあえず、1回目の授業は計画書を元にどういう風に授業を進めて行くのかという事を説明して、現段階で学生さん達がメソアメリカに対してどういうイメージを持っているのかを話してもらう事にしました。それなら、何とかなるか。
幸いにも、というかこうなる事は何となく予想できていたので、授業計画書もプリントアウトして持ってきてあったので、とりあえずそれを読み返して授業の内容を確認しながら週末を過ごしました。自分で書いたものとは言え、2ヶ月近く前に書いたものなのでだいぶ記憶が怪しい...。
こんな感じで、バタバタとしながら今学期もベラクルス大学で非常勤講師をすることになり、1回目の授業も無事に終え、気がつけばあと2、3回講義をしてその後は学生さん達の研究発表に1、2回授業をやったら今学期の授業もおしまいです。なんだか、本当に時間が経つのが早い...。
毎週毎週、授業の準備をするとあっという間に1週間が終わってしまいます...。先学期の授業は僕自身の経験を元に授業の準備ができたので比較的楽に教える事ができていたのですが(とは言え、1週間のほとんどを授業の準備に費やしていたのですが...)、今回はメソアメリカという広い範囲の全ての時期が対象になるので僕自身が勉強し直してその成果を授業で教えるという感じで、かなりしんどいお仕事になってしまいました...。専門馬鹿はダメですねえ...。まあ、いずれ同じような授業をすることもあるでしょうから、きっとその時の役に立つでしょう...。
そうそう、お給料に話を戻しますと、結局授業をした後、メキシコシティに戻って翌週の月曜日に取りに行ったのですが、なんと小切手を印刷するプリンターが壊れて小切手を発行できないと...。やっぱり、またしてもすんなりとは行きません。結局は翌週に全ての小切手を受け取る事ができたのですが、長い道のりでした...。
しかも、先学期の全てのお給料をもらってから気がついたのですが、自分のお給料の額をそれまでずっと勘違いしてました...。毎月のお給料だと思っていた額が1学期分のお給料の額でした...。そりゃそうです。たった1コマだけでしたからね。しかも、授業をしてない1月と2月前半のお給料も出ているんだから、そんなにもらえるわけないですね...。結局は往復の交通費を差し引くとほんの少しが手元に残っただけ...。それでも、良い経験ができたし、今学期にも繋がっているので良しとしないと(ただ、今学期は1コマの時間数が2時間減っているので、完全に赤字ですが...)。
長々と2回に分けて書いたネタが、結局は間抜けな落ちで終わってしまいました...。
これで、終わっても仕方が無いので、3月に初めて行ったTlatelolco遺跡の写真を載せておきます。この遺跡はメキシコシティにあるのですが、ここに住むようになっておよそ9年目にして初めて行ってきました...。近くにあるとなかなか足が向かないんですよねえ...。
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